友人でミュージシャンのPool Engrishさんが、今年2017年も新曲を発表しました。YouTubeにアップされていますのでご紹介します。
↑タイトルは「humid」
今の時期ならではのワードですが、曲調はむしろドライな雰囲気です。ボサノバ風のギターサウンドが効いています。
ご本人を知っている僕からすると、アンチテーゼを打ち出したような本作品にこそ、彼の知的な(そしてちょっぴりシニカルな)魅力が一段と感じられました。
まず、イントロを聞いた瞬間からインパクトがあります。ご本人も「ここ何年か聴いている、ジャズやフュージョンといった音楽の影響がうまく出せた」と手応えを感じているようです。
音楽も小説もそうですけど、冒頭で強烈なイメージをかきたてる作品は記憶に残りますよね。たとえば川端康成の「眠れる美女」の冒頭一文目、「眠っている女の子の口に指を入れようとなさったり……」とか。
小説の話はさておき、今回の曲では、楽器にも新しい要素を取り入れたようです。その一つがビブラフォンという楽器で、この音をシンセサイザーを使って出しています。調べてみると、ビブラ(vibra)だけに余韻が長く響くのが特徴の、鉄琴の一種? らしいです。勉強不足ですみません(;’∀’)
彼の十八番であるギターソロについても、「今回使った演奏データは、当初はボツとなるテイクだったもので、まったく違ったロック的なソロを用意していたものの、珍しく他人の意見を聞き入れ(笑)、このテイクを採用した」そうで、その辺もポイントに是非とも聴いてみてください。
なお、すでにAmazonやiTunes等で配信中のPool Engrishの1stアルバム「Sometimes I Find Some Notes Inside of My Heart.」も、よろしければ是非ともチェックしてみてください。
それでは。
先生の作品を読ませていただきました、絵で言うとモネの「印象・日の出」のような感じを受けました、淡い色使いの中に奥深い物語が広がっていると言う印象を感じました。
ところで、写真の猫が気になりました、いったいどこを見つめているのかと、彼に問いかけると「世の中全体の未来だよ」との事、それで「その未来はどうですか?」と聞くと「言いたくない」と少し怒ったような疲れたような様子で答えました。
では先生お体に気をつけて頑張ってください。
コメントありがとうございます。また、作品も読んでいただき誠にありがとうございます(先生だなんて恐縮です)。印象派の絵画は自分も大好きなので、拙作にそういう雰囲気を感じていただき驚きましたし、何よりとても嬉しいです。
「写真の猫」は、自分にとっても謎多き存在です(笑)。自分もなかなか先の見えない執筆活動をしていますが、少しずつ前進はしておりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。