ミュージシャンの内田太一郎くんをご紹介します。

友人でミュージシャンの内田太一郎くんをご紹介します。学生時代からの古い友人で、一緒にバンドを組んでいた時期もありました。

当時、内田くんは主にボーカルやベーシストとして活動していました。その時からオリジナル曲もたくさん作っていて、自作のCDをよく聴かせてもらいました。

社会人になってからも、彼はミュージシャンを、僕は物書きを目指し切磋琢磨してきました。

そんな中、先に結果を出したのは内田くんで、2011年にファーストミニアルバム「雨・風・花」を発売し、インディーズデビューを果たしました(↓参照:Amazonの商品ページリンク)。

 


※現在、アルバムは再入荷の予定がなく購入はできないようです(2022年9月時点)。

 

その後、表立った作品発表は僕が知る限りなかったようですが、2021年よりダウンロード配信形式でインストの新作を複数曲リリースし、精力的に音楽活動を続けています。

↓Amazon Music「内田太一郎」デジタルミュージック検索結果一覧
https://amzn.to/3edgdBC

 

楽曲はパソコンで制作していて、ジャンルは主にクラシックを手掛けていますが、内田くんの音楽は、流行り廃りとは一線を画する彼自身の色がブレずに打ち出されていて、どことなくノスタルジックな雰囲気があるのも特徴です。

彼の最近の楽曲は、下記のYouTubeチャンネル(トピック)より、よろしければ聴いてみてください。気に入っていただけたら、是非とも楽曲を購入して、彼の音楽活動を応援していただけると嬉しいです。

YouTubeチャンネル「内田太一郎 – トピック」
https://www.youtube.com/channel/UCg0LRNhOW3kJQUJkJT2fOWg

 

また最近では、彼はPole Star名義でも音楽活動を行っています。こちらのチャンネルも、今後コンテンツが増えてくるのではないかと思いますので、よろしければ併せてチェックしてみてください。

YouTubeチャンネル「Pole Star」
https://www.youtube.com/user/zxcvbnmqwertyuiop0

 

彼の音楽が一人でも多くの方に届くことを願っています。

それでは。

 

嘆きの月桂樹

ギリシア神話に登場する神々は、何といってもその人間臭さが特徴で、それが物語の魅力にもつながっています。

ただ、最近ギリシア神話を読み直していたところ、その人間臭さが妙に鼻につくというか、物語なのは無論承知の上で、神々のあまりに自己中心的な行いに、どうにもイラっとしてしまう自分がいます(笑)。

太陽神であり芸術の神でもあるアポロンのエピソードで、月桂樹になった娘ダプネの悲劇を見てみます。

美しい乙女ダプネは、狩りと月の女神アルテミスに憧れ、彼女のように自由気ままに狩りをして暮らし、一生を処女で終えることを望んでいました。しかしアポロンがちょっかいを出してきたので、それを拒んで自身の姿を月桂樹の木に変えた、という話です。

 


(↑画像からAmazonの商品ページに移動します)

 

上記の本をおすすめします。かの有名なベルニーニの彫刻『アポロンとダプネ』のカラー写真とともに物語をお楽しみいただけます。

ダプネに拒絶されたアポロンは嘆き悲しみ、彼女が姿を変えた月桂樹の枝葉で冠(かんむり)を作ります。その冠は、彼がダプネに誓った永遠の愛のシンボルとなりました。

このエピソード、昔はぼんやりと美しい話だなあと思って読んでいました。

しかし冷静に考えると、太陽神のギラギラした執念というか、フラれてなお月桂樹を自分の存在と強引に結びつけて、しれっと愛の神話に仕立て上げるところなど、煮ても焼いても食えん芸術家大先生だなと思います。

引き際いさぎよく己の非礼を恥じるという考えはみじんもなく、自分の生きた恋したトキメキの証を壮大な記念碑としてド派手に打ち立てることに腐心するばかり。どんだけ自分が大好きでいらっしゃるのか。

月桂樹の冠は、スポーツや芸術において成果をおさめた者に与えるものとして知られていますが、元をたどれば、アポロンが自身の失恋を都合のいいように美談化し、それを勝利や成功の概念と無理やり紐付けしたものでしかないのです。

権力者のエゴというか、あまりにも生々しくて、物語の空想に浸るどころじゃなくなってくるのです(泣)。現実世界と適度に距離を置くこともブンガクの醍醐味なのに、これじゃあ台無しじゃないか、と嘆くのは僕だけでしょうか。

僕だけです。ありがとうございます。

それでは、本日はこれにて。