パワーストーンのお掃除

前回に引き続き、パワーストーンについてです。

観葉植物なんかと同じで、天然石もただ置きっぱなしではなくて、まめにお手入れをしてあげます。石を「浄化」する、という言い方をするのですが、汚れや悪い気を帯びてパワーが落ちた石をリフレッシュするために行うケアのことです。

そもそも「悪い気」とか「パワー」とは? と思われる方も多いと思います。正直、僕もよく分かりません。結局は雰囲気です。僕はただ、キレイな石を集めて喜んでいるだけの人間です。

タイガーアイ

(↑タイガーアイは金運に効果あり? それも分かりません)

幸運を引き寄せる効果があるとも言われているようですが、石の影響で良いことや悪いことが自分に起こったという実感は、パワーストーン歴15年のキャリアを振り返っても、特に思い当たることはありません。

とんでもなく悪いこともなく、地味にしあわせな人生でした。それなりに効果があったのかもしれませんね。

で、ホコリが積もってくれば石も明らかに汚れて見えるわけで、そうなると、キレイ好きな人間にとっては気になるわけです。キレイな石を、キレイに保つために、取りあえず石の浄化は行った方が良いということです。

 

パワーストーン(七)

さて、浄化の方法は、石の種類に応じて様々あるようです。

水で洗ったり、塩につけたり、といった方法の他に、日光浴や月光浴、あるいはハーブを燻した煙にくぐらせるといった、ちょっと儀式めいたミステリアスな感じの方法もあります。クラシック音楽なんか聞かせても良さそうです。

水分を嫌う石や、日光に長時間さらすと変質してしまう石もあるので、自分の持っている石に適した浄化方法を知っておくことが大切です。

そうは言っても、僕はかなりいい加減なほうだと思います。水濡れOKの種類の石に関しては、ぼくは全部まとめて台所のシンクでじゃぶじゃぶ洗ってしまいます。

皿洗いじゃあるまいし、硬度の違う石同士が接触すれば当然柔らかいほうの石が欠けたりするので、このやり方はまったくダメです。本当は一つ一つ丁寧に洗ってあげたいのですが、面倒なものは面倒なのです。

 

パワーストーンのお掃除

何だかタメにならない記事で申し訳なかったですが、↑こんなふうに、クラスタータイプ等の表面がデコボコして洗いにくい形状の石には、柔らかめの歯ブラシ(使い古しではない)を使って汚れを落としています。

「浄化」という程のものでもなく、つまるところ、「石のお掃除」ですね。僕のパワーストーンに対する理解と思い入れの浅はかさが露見したところで、本日はこれにておしまいです。

ではでは。

 

ブラックスター

天然石(パワーストーン)が昔から好きで、普段から身に着けたり、部屋のあちこちに置いて楽しんでます。

 

アメジスト たとえばこれ。定番のアメジスト(紫水晶)。

こういった原石タイプのものは、たぶん置物みたいにして飾るしかないと思いますが……

値段もそんなにしないので、用もなくついつい買ってしまいます。

ちなみに僕は ↓こんな感じで

アクセサリ置き

アクセサリなんかの置き台として使ってます。

アメジストの上にのせた指輪の、この黒い石もパワーストーンで、「ブラックスター」という名前です。

このブラックスター、光にかざすと白い十字が浮き出て見えます。これが結構お気に入りで、自分の小説(『felicidad フェリシダ』に収録の短編「ナトリウム灯のした」)にも登場させたことがあります。

 

ブラックスターに十字が浮かぶ

←ちょっと儚い感じですが……

なんとなく、十字が浮かび上がりました。

天然石は他にもたくさんあるので、今後もご紹介していきますね。

 

短編集の方も、よろしければ読んでみてください。それでは。

佐藤紫寿(felicidad)
felicidad フェリシダ
(↑書名をタップ/クリックするとAmazonの商品ページにリンクできます。)