今は秋ですが、桜が咲いていました。これ、桜ですよね?
秋桜と書いてコスモスと読む、その秋の桜ではなくて、どうやら本物の桜です。
季節はずれの桜。
人通りのほとんどない場所で見つけたのですが、それにしても、秋に咲く桜は、春とはまた趣の異なる、なんとも言えない切なさを感じさせます。
そもそもこの桜に、僕以外の何人のひとが気づいただろうか。
春というあたり前の季節にみんなの前で咲いていれば、誰にだって喜ばれ、無条件に愛してもらえるのに。
秋という場違いな時期に花開いたというだけで、同じ桜なのに、これほどまでに目立たない存在でいることを強いられるなんて、ちょっぴり理不尽な気もします。
でもこの桜は、僕にいくつかのことを語りかけてくれているような気がします。
桜はいつ咲いても、桜。
どんな季節に生きようとも、自分に誇りを持って咲けばいい。
やがて冷たい季節が近づくにつれ、己の存在にますます不安を抱くことになろうとも――こんな時代に生まれて来たことを、悔やんだりはしない。
桜は、桜。
忙しくて更新が滞っていたかと思えば、ふと思い立ってこんな感傷的な文章をしたためる。
今はこれが、精一杯(笑)。
それでは。
先生こんにちは、写真の桜は珍しいですね、このまま春になって
くれると助かりますね、冬は灯油代がかかって参ります、この桜
には、「ありがとう」そして「がんばれ」と言いたいですね、先
生はお忙しいようですが、無理をなさらずに、お体に気をつけて
ください。
コンナムルさん、こんばんは。
更新が滞っているにもかかわらずコメントくださりありがとうございます。
だいぶ秋らしくなってきましたね。風邪を引かないようお気をつけください。